• 中国の野望

今、はまっている中国ドラマ「武則天」の中で、隋から唐へ中国の歴史を変えた男「李世

実に含蓄のある言葉で、言い換えると「やりたいことがすべて完璧に達成された人生ほどつまらないものはない」という意味になるかと思います。

なのに、そのDNAを継いでいるのかいないのかわかりませんが、現中国政権の世界進出の野望とすべてを達成してやろうという意欲は衰えることを知りません。

世界が新型コロナウィルス問題で色々なことが止まっている中で、南シナ海に人口島を次々に作り、そのうちの大きな三つは完全に都市化されて軍事拠点として機能し、しかも香港を自国化したことにより、世界の主要コンテナ埠頭10港のうち7港までも中国の港にしてしましました。

これに対して米軍が牽制をすると、「米軍の軍用機や艦艇を南シナ海に派遣していることへの返答」として、8月26日に浙江省から「東風21D」、青海省から「東風26」(グアムを射程に収めることからグアムキラーとも呼ばれている)を南シナ海に向けて発射しました。

何としても南シナ海を手中に入れようとする野望は「すべてを完璧」にしようという意欲なのでしょうか。習近平が82歳になる2035年の「中国の夢貫徹」の目標年には一体、どうなっているのか、尖閣諸島はどうなっているのか、外交も得意と言っている菅政権に何ができるのか、自分はその時にまだ生きているのか、心配なこれからの15年間です。

税理士法人SETACS