蕎麦のこと
日本の年越しと言えば「そば」ですが、最初は「そば切り」と呼ばれていて、せっかちな
江戸っ子は「面倒だ、ぶっかけちゃえ」と立ち食いで食べられるように改良(?)し「ぶっ
かけ蕎麦」となり、それまで「そば切り」と呼ばれていた蕎麦が「もり」になりました。「ぶ
っかけ」は寒いときは温めて食べたりしたのが「かけ」になり、「もり」をざるに乗せて食
べるから「ざるそば」になり、「のり」がかかっているから「ざるそば」というわけでなく、
「のり」は高級感を出すためにどこかのお店がかけただけで、それにしても「のり」をちょ
っとかけただけで 100 円上がるのはなんか納得できないことであるし、しかも二口くらい
食べると「のり」は蕎麦にくっついてほぼなくなってしまうのだけど、まあ飲んだ後の「〆」
としては最高の存在。また来年も蕎麦を食べられるようがんばりましょう。なんとか乾杯。

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