高齢者社会のこと

電車やバスに乗る時の乗客の多くがテキパキと動けない高齢者であるとすると、乗り降りが緩慢になり、電車の発車する時間が遅くなり、今の東京や大阪の大都心での過密ダイヤで仕事をしていた環境が崩れ、それは社会を疲弊させます。

また、スーパーマーケットや家電店で、商品の説明を何回受けてもわからなかったり、レジで財布の中のコインの識別が付かずに(実は私も1円と50円を間違えるお目目になってきました。)、さらには1万円札と1千円札の区別が付かないようになると事は深刻で、後でのトラブルを避けるためにレジ係は慎重になり、レジは長蛇の列を作ることになります。

対策としては、老人向けの「移動販売」「宅配」を勧めているが、トラックの増加は、世の道の渋滞をより招くことになり、それもまた日本の速度を遅くします。

もう一つの対策として、人手不足なのだから、より働ける若者には企業も副業を認めて、人の手の足りないところに協力していく手もありそうです。

税理士法人SETACS