1. 健康寿命と内臓脂肪

「健康寿命」とは、寝たきりになったり介護を受けたりしないで「過ごせる」ことを言います。2001年に男性69.4歳、女性72.65歳が、2016年には男性72.14歳、女性74.79歳と着実に健康寿命は延びています。

ここでそうは喜べないのは、健康なのはそこまでで、そこから「平均寿命―健康寿命」分、不健康なまま生きる可能性があるのです。2019年の平均寿命は男性81.25歳、女性87.32歳ですので、男性「81.25歳―72.14歳=9.11歳分」女性「87.32歳―74.79歳=12.53歳分」約10年間、不健康なまま過ごす可能性があります。

人生100歳とか言っていると、男は約30年、女は約25年、腰とか膝が痛いだの、おしっこが近い、漏れただの、髪の毛が減った(?)だの騒ぎながら過ごせればまだいいのですが、元気がないので「ぶつぶつ」独り言で生きていく可能性が高いのです。

 それでは「健康寿命」」を延ばすには何に気をつければいいのか「歯、目、関節」を早い段階でいかに守るかが勝負だそうです。前は「歯、目、ま〇」と言っていたような気がするのですが、ま〇→関節に時代は変わってきたのですね。

「歯」歯周病の目安である4ミリ以上の歯周ポケットの保有者は55歳以上で50%以上だそうで、ほっておくと肺炎、糖尿病、認知症への関わりも深いようです。

「目」失明原因第1位の「緑内障」は40歳以上の20人に1人が発症するそうです。早期発見して早期治療をすることが肝心だそうです。

「関節」私も筋トレやらキックボクシングなどやっているのですが、やはり膝が痛くなりますね、駅の階段なども「すかっ」と抜ける感覚もあるので困ったもんです。

それにしても、健康寿命にしろ、平均寿命にしろ女性の方が長いのですが、どうやら男はストレスに対して女性よりも圧倒的に弱いらしくて、サルに水攻めの実験(ひどい話ですが)をしたところオスザルはあっという間に胃潰瘍ができてしまったそうです。

 

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